内因(読み)ナイイン

大辞林 第三版の解説

その物事の内部にある原因。 ⇔ 外因 組織分裂の-
病気の原因の一種。外部からの原因に対し反応する生体内部の素地。

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精選版 日本国語大辞典の解説

〘名〙
① 内部にある原因。物事それ自体に内在する原因。⇔外因
※現代経済を考える(1973)〈伊東光晴〉I「個々の企業の視点だけでは、こうしたものを積極的に解決しようとする内因は存在しないからである」 〔管子‐侈靡〕
② 仏語。外縁(げえん)と対応して用い、外縁が外からの間接的原因(条件)であるのに対して、結果を生ずる直接的な内的原因をいう。⇔外縁
※勝鬘経義疏(611)歎仏真実功徳章「訖歎仏実功徳。名内因序
③ 身体それ自身がもっている、病気にかかりやすい性状のこと。素因。〔からだと食物(1959)〕

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世界大百科事典内の内因の言及

【病因】より

…しかし,これらの区別は実際には容易でない。また病因は外因と内因に分けられる。外界から生体に作用する因子が外因で,生体自身の内部にひそみ,病気にかかりやすさをつくる要素が内因である。…

※「内因」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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