翻訳|idiosyncrasy
臨床的に病気に容易にかかりやすい体質を異常体質、または病的体質というが、そのうち、とくに普通の人にはなんの変化もおこさないような外的刺激(食物や薬物など)に対して異常に強く反応するものを特異体質とよんでいる。その基盤としてアレルギー素質が考えられている。
なお、体質とは、個人のもっている形態的、機能的、精神的な種々の性状の総称であるが、一方、あらかじめ個体内にあって病気になりやすい形態的または機能的な性状、つまり疾患誘発因子に対する抵抗性の減弱した状態を素因といい、異常体質は先天性素因の一つである。これには胸腺(きょうせん)リンパ体質や滲出(しんしゅつ)性体質、アレルギー体質などの特異体質をはじめ、無力体質や発育不全体質などが含まれる。
胸腺リンパ体質は胸腺性特異体質で、普通の人にはなんでもないような軽微な刺激(扁桃(へんとう)摘除などの小手術、麻酔、予防接種など)が原因で急死し、病理解剖の結果、全身のリンパ節やリンパ様組織の肥大や増殖、胸腺の永存ないしは肥大などのほかには病因の認められない人があり、このような突然死をきたす特異体質を胸腺リンパ体質とよんでいる。胸腺リンパ体質そのものが死因となるような因果関係は認められず、突然死の理由はまだ不明である。なお、心臓の発育不良、副腎(ふくじん)の発育不全、肝機能障害などもみられるという。
滲出性体質は、普通ではほとんど変化をおこさない程度の刺激で容易に強い滲出性増殖性反応をおこしやすい体質である。アレルギー体質は、既往症または家族性にアレルギー性疾患の認められる場合によばれるもので、かなり遺伝的要素が明らかである。
[柳下徳雄]
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