デジタル大辞泉 「内郷」の意味・読み・例文・類語 うちごう〔うちガウ〕【内郷】 福島県いわき市の中央部の地区。旧市名。炭鉱町として発展。国宝の白水阿弥陀堂しらみずあみだどうがある。→いわき 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
日本大百科全書(ニッポニカ) 「内郷」の意味・わかりやすい解説 内郷うちごう 福島県南東部、いわき市の一地区。旧内郷市。市の中心平(たいら)地区に連なり、明治以降、常磐炭田(じょうばんたんでん)の主要地域として発展したが、炭鉱閉山後は平との関係で、住宅、病院、自動車販売店、問屋などの集中をみ、都市化がより進行した。JR常磐線内郷駅があり、国道6号、49号が通じる。また、常磐自動車道が通過し、いわきジャンクションで磐越(ばんえつ)自動車道と接続する。白水(しらみず)町の願成寺(がんじょうじ)には国宝建造物の白水阿弥陀堂(しらみずあみだどう)があり、境域は国の史跡として浄土庭園が復原されている。[原田 榮][参照項目] | いわき(市) 願成寺阿弥陀堂(白水阿弥陀堂) 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「内郷」の意味・わかりやすい解説 内郷うちごう 福島県南東部,いわき市のほぼ中央に位置する地区。旧市名。旧称綴 (つづら) 。 1919年8村が合体し内郷村となり,54年市制。 66年いわき市に編入。安政2 (1855) 年炭層発見。関東地方への送炭は初め小名浜から舟運によったが,1897年常磐線の開通とともに炭鉱都市として発展。大正初期には年産 50万t以上に達して常磐炭田の中心となった。 1971年に廃鉱となり,住宅地域および高野鉱泉を中心とした観光地に転換。白水 (しらみず) に国宝の白水阿弥陀堂がある。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by
百科事典マイペディア 「内郷」の意味・わかりやすい解説 内郷【うちごう】 福島県の旧市。1954年市制。1966年合併により,いわき市の一地区となった。常磐炭田中にあり,常磐線が通じ炭鉱都市として発展したが,炭鉱の閉山後は平との関係で都市化が進んだ。白水に平泉の金色堂を模したという阿弥陀堂(国宝)がある。 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報 Sponserd by