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研削 けんさくgrinding

翻訳|grinding

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

研削
けんさく
grinding

広義の切削加工の1種。高硬度の研磨材を焼固めた研削砥石 (砥石車ともいう) を高速回転させ,砥粒 (→砥粒加工 ) の角で工作物をわずかずつ削っていって所要の形状,寸法,表面状態にすること。砥粒はきわめて硬く,バイトでは切削困難な焼入れ後の鋼製部品や超硬合金でも容易に加工でき,良好な仕上げ面や寸法精度が得られるので,普通は最終仕上げ工程に用いられる。

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デジタル大辞泉の解説

けん‐さく【研削】

[名](スル)物の表面を砥石(といし)などでけずって滑らかにすること。「研削して仕上げる」

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百科事典マイペディアの解説

研削【けんさく】

砥石(といし)(研削砥石)を用い,工作物の表面をわずかずつ削り取って高精度に仕上げる工作法。金属,非金属などあらゆる材料,特に刃物では不可能なかたくもろい材料(焼入れした鋼,超硬合金,セラミックス,ガラスなど)も加工でき,高寸法精度で,仕上面も良好。
→関連項目研削盤研磨工作機械切削

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世界大百科事典 第2版の解説

けんさく【研削 grinding】

といし(研削といしという)を高速回転させて,その表面にある多数の鋭い砥粒(とりゆう)切れ刃によって工作物の表面から微少量の切りくずを削り取り,所望の形状,寸法,品質に加工する精密加工法。きわめて硬い焼入材や,大理石,セラミックスの加工から,アルミニウムのような軟質材料の加工まで広く用いられ,とくに,高い寸法精度や形状精度(真直度平面度真円度など)および小さい仕上面粗さなどが要求される仕上加工に適している。

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大辞林 第三版の解説

けんさく【研削】

( 名 ) スル
ものを砥石といしなどでけずってなめらかにすること。研磨。 「仕上げのために-する」

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世界大百科事典内の研削の言及

【粉砕】より

… 粉砕の対象物すなわち原料は,粒子径1m以上もある大塊から数十μmのものまで幅広く,また粉砕された粒子(粉砕産物)も粒子径10cm以上のものから1μm以下のものまでさまざまである。そこで慣習的に,比較的粗い粒子径の領域での粉砕を破砕crushing,比較的細かい粒子径の領域での粉砕を狭い意味で粉砕grindingと呼んで区別することがある。しかし破砕と狭義の粉砕との間に明確な境はない。…

【工作機械】より

…立て削り盤,形削り盤,平削り盤などはこの時期に開発された。19世紀後半以降,工作機械の発達の中心はアメリカおよびドイツに移り,この時期になると,現在のような電動機直結運転が行われ,研削盤,歯切盤などが開発された。20世紀に入ると,よりよい性能の製品を作り出すために,工作機械は急速な発展を遂げ,歯車研削盤,ホーニング盤などが開発された。…

※「研削」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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