精鋭(読み)セイエイ

デジタル大辞泉 「精鋭」の意味・読み・例文・類語

せい‐えい【精鋭】

[名・形動]
強くて、勢いのいいこと。また、そのさま。「精鋭チーム
えり抜きのすぐれた人・兵士。「少数精鋭主義」「精鋭部隊」
[類語](1強い強力強大無敵最強力強い・勝負強い・屈強強豪強剛剛強一騎当千手ごわい精強多力強烈強勢パワフル強靭破竹の勢い/(2俊秀英俊俊英英才秀才俊才天才才人才子偉才奇才鬼才才女才媛才物異能

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「精鋭」の意味・読み・例文・類語

せい‐えい【精鋭】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ( 形動 ) 勢いが強くて鋭い力があること。また、すぐれて鋭いさま。
    1. [初出の実例]「謬汚舄印盤外落、眼分精鋭悵中挑」(出典経国集(827)一四・奉試賦挑燈杖〈春登善縄〉)
    2. 「一千八百九年(文化六年)タラベラの戦ありし後、法国精鋭の兵に囲繞せられし故」(出典:西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉九)
    3. [その他の文献]〔管子‐七法〕
  3. すぐれた鋭い力をもった人やもの。特に、えりぬきのすぐれた兵士や艦船
    1. [初出の実例]「而公以参遠膠漆之民、加以甲信之精鋭」(出典:日本外史(1827)二二)
    2. 「雷王自ら数万の精鋭を率ゐ法斯より潜行して」(出典:経国美談(1883‐84)〈矢野龍渓〉後)
    3. [その他の文献]〔藩岳‐関中詩〕
  4. ( ━する ) きわめて鋭くすること。
    1. [初出の実例]「征討の備を精鋭(セイエイ)武臣職掌を尽し」(出典:近世紀聞(1875‐81)〈染崎延房〉四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「精鋭」の読み・字形・画数・意味

【精鋭】せいえい

精兵。〔後漢書、銚期伝〕に因りて光武にきて曰く、~今始失、大統殆す。する無し。、河山の固めに據り、の衆を擁(よう)し、以て人のを思ふ心に順(したが)はば、則ち天下誰か敢て從はざらん。

字通「精」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android