北広島町(読み)きたひろしま

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

北広島〔町〕
きたひろしま

広島県北西部,中国山地にある町。太田川江川の 2水系の上流域にあり,北で島根県に,南で広島市に接する。2005年芸北町,大朝町,千代田町,豊平町の 4町が合体して成立。北西部を中心に中国山地の山々が連なり,丘陵地や盆地などに集落が点在する。東部の有田は安芸―石見を結ぶ街道(現国道261号線) の宿場町として発展。北東部の大朝は大朝庄として中世に開かれ,毛利一族の拠点となった。主産業は米作と酪農で,各種の農村工業も進出する。山間部にはスキー場やゴルフ場が多く,別荘地としても利用される。郷土芸能が多く,壬生の花田植や安芸のはやし田は国の重要無形民俗文化財に指定。壬生の花田植は 2011年に世界無形遺産に登録された。ほかに芸北神楽や火の山踊り,南条踊などが伝わる。吉川氏城館跡は国の史跡。北西部の島根県との県境付近には国の特別名勝に指定されている三段峡や八幡高原や樽床ダムなどの景勝地があり,西中国山地国定公園に属する。中国縦貫自動車道と中国横断自動車道広島浜田線を結ぶジャンクションがあり,国道186号線,191号線,261号線,433号線などが通じる。面積 646.2km2人口 1万8918(2015)。

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