北陸銀行(読み)ほくりくぎんこう

百科事典マイペディア 「北陸銀行」の意味・わかりやすい解説

北陸銀行[株]【ほくりくぎんこう】

北陸3県と北海道基盤とする地銀上位行。1877年に金沢第十二国立銀行,1879年に富山第百二十三国立銀行が創業。1884年両行が合併し,富山第十二国立銀行が誕生。十二銀行と改称後,〈一県一行主義政策に従い,1943年高岡銀行・中越銀行・富山銀行と合併し北陸銀行として設立富山県発祥とする地銀であるが,売薬海運業の盛んな地域性を反映してか主に北陸3県と北海道に店舗展開。1999年9月公的資金750億円を申請。2003年9月持株会社〈ほくぎんフィナンシャルグループ〉を設立し,その完全子会社となる。本店富山市。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「北陸銀行」の意味・わかりやすい解説

北陸銀行
ほくりくぎんこう

地方銀行。1943年十二銀行,高岡銀行,中越銀行,富山銀行の 4行が合併して設立。同年金沢貯蓄銀行,富山合同貯蓄銀行,1944年北陸信託を合併。戦後は大都市に営業店を設置し店舗拡大を進めた結果,都市銀行的な性格地場産業地盤とした特色をもつにいたった。北陸 3県を基盤に広域化を進めており,北海道の主要都市にも店舗をもつ。2003年ほくぎんフィナンシャルグループを設立して傘下に入る。ほくぎんフィナンシャルグループは 2004年北海道銀行を子会社化し,商号をほくほくフィナンシャルグループに変更した。

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日本の企業がわかる事典2014-2015 「北陸銀行」の解説

北陸銀行

正式社名「株式会社北陸銀行」。通称「ほくぎん」。英文社名「THE HOKURIKU BANK, LTD.」。銀行業。昭和18年(1943)設立。本店は富山市堤町通り。ほくほくフィナンシャルグループ子会社の地方銀行。富山県の指定金融機関。富山・石川・福井の北陸3県と北海道が地盤。

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