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1968年(昭和43)5月16日9時04分ごろ、北海道十勝沖に発生した地震。規模はM7.9。震源の深さは0キロメートルで、太平洋プレートと大陸プレートの接触面でおきたと考えられている。津波を伴った被害は青森県を中心に北海道にまで及び、死者・行方不明52人、建物の全半壊3677で、函館(はこだて)大学の一階が圧壊した。また、鉄筋・鉄骨構造に剪断(せんだん)破壊が目だち、構造と地盤の問題が見直されるようになった。これと同じ地域での地震は1762年(宝暦12)、1856年(安政3)と、ほぼ100年間隔で発生している。
1952年(昭和27)3月4日の地震もM8.1(震源の深さ0キロメートル)と大きいもので、津波を伴った被害は、死者・行方不明33人、全半壊家屋2100余、とくに十勝地方などの泥炭地に被害が大きかった。
[宇佐美龍夫]
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(阿部勝征 東京大学教授 / 2007年)
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…近年では1952年から73年にかけて一連の活動があり,6回の大地震によって全海域が埋まった。このうち1952年十勝沖地震(M8.2),1968年十勝沖地震(M7.9,震源域は青森県沖)の両地震はかなりの被害を伴った。北海道の内陸部は大地震は少ないが,M7.0程度までは起こる。…
※「十勝沖地震」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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