原鶴温泉(読み)はらづるおんせん

日本歴史地名大系 「原鶴温泉」の解説

原鶴温泉
はらづるおんせん

[現在地名]杷木町久喜宮

国道三八六号の南側、筑後川の北岸にある温泉。阿蘇火山系温泉群の一つで泉質単純泉源泉は摂氏四五―五五度、リウマチ外傷効能があるといわれる。明治一四年(一八八一)志波しわ村民が温泉が湧き出ているのを発見したという。泉桶などを据えて利用していたが、同一五年数軒の旅館が県の認可を受けて営業を始め現在に至る。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「原鶴温泉」の意味・わかりやすい解説

原鶴温泉
はらづるおんせん

福岡県中部,朝倉市南端筑後川中流右岸にある温泉。泉質は単純泉,放射能泉。泉温は 42~55℃で湯量豊富。リウマチ,神経痛などにきくといわれる。付近には観光果樹園が多い。鵜飼いでも知られ,耶馬日田英彦山国定公園に属する。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「原鶴温泉」の意味・わかりやすい解説

原鶴温泉
はらづるおんせん

福岡県朝倉市(あさくらし)にある温泉。泉質は単純温泉。筑後川(ちくごがわ)中流北岸に位置し、景観に恵まれた県内一の温泉郷で、耶馬日田英彦山(やばひたひこさん)国定公園に含まれ旅館設備は充実している。温泉名の起源は、ツルが傷をいやしているところを里人が発見したという故事に由来する。JR久大(きゅうだい)本線筑後吉井駅より車で10分。

[石黒正紀]

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デジタル大辞泉プラス 「原鶴温泉」の解説

原鶴温泉

福岡県朝倉市にある温泉地。泉質は単純温泉、硫黄泉美肌効果があるとされる。地域団体商標

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