世界大百科事典 第2版「反応性高分子」の解説
はんのうせいこうぶんし【反応性高分子 reactive polymer】
出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報
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化学反応性を有する高分子のこと.高分子に種々の官能基を導入して,積極的に化学反応を行わせる目的でつくられたものである.反応性高分子の合成法は,大別して,
(1)反応性モノマーの重合,
(2)既製高分子に対する官能基の賦与,
の二通りが考えられる.次にそれぞれの例を示す.
反応性高分子は,それが行う化学反応の種類や,その化学構造によっていろいろに分類されるが,現在の段階では,むしろ用途によって大別されている.イオン交換樹脂,酸化還元樹脂,反応性繊維,感光性樹脂,光学活性樹脂,高分子半導体,高分子活性剤,高分子凝集剤,高分子触媒などがその例である.一般に,高分子は相当する低分子モデル物質と類似の化学反応を行うが,反応率,反応速度などの点において,低分子にみられないいくつかの特異性を発揮する.その理由として,隣接基効果,立体障害などが考えられる.
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
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