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機能性高分子 きのうせいこうぶんしfine polymer

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

機能性高分子
きのうせいこうぶんし
fine polymer

高分子化合物は汎用 (はんよう) 性高分子として合成繊維合成樹脂合成ゴムなどに使用されている。これに対して少量しか使われず特殊な機能を持つ高分子を機能性高分子と呼ぶ。イオンを交換したり捕集するイオン交換樹脂キレート樹脂のようにかなり早くから開発されてきたものもあるが,最近では人工腎臓や人工心臓などのような人工臓器,逆浸透膜や気体分離膜のような物質分離用高分子膜,圧電材料電磁波シールド材などの導電材料,フォトレジストなどの感光性樹脂などがある。汎用性高分子も特殊な構造をとらせたり官能基を付与することにより,機能性高分子になる。

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百科事典マイペディアの解説

機能性高分子【きのうせいこうぶんし】

特徴的な分子構造や反応性のある基をもつことなどによって,特別な機能を現す高分子化合物。広義にはタンパク質や核酸などの生体高分子を含めることもあるが,ふつうは合成の高分子化合物をさす。

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世界大百科事典 第2版の解説

きのうせいこうぶんし【機能性高分子 functional polymer】

高分子,すなわち巨大な分子からできている物質の用途は,繊維,プラスチック,ゴムなどのように,かなりの物理的な強度と化学的な安定性をもつ構造物(布,容器,タイヤなど)を形成するための材料としてのものが代表的である。しかし,このような構造形成の範囲に入らない機能が主となって用いられる高分子もあり,これを機能性高分子という。したがって,その機能については特定の定義があるわけではなく,多様なものを含んでいる。

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世界大百科事典内の機能性高分子の言及

【高分子】より

…熱硬化性樹脂となる高分子では,反応が起こって硬化する。 上に述べたような構造の形成以外の機能を主として利用する高分子を機能性高分子という。これには,イオン交換樹脂,感光性樹脂,分離用の膜,電気・電子材料など多様な用途がある。…

※「機能性高分子」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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