古賀人形(読み)こがにんぎょう

百科事典マイペディアの解説

古賀人形【こがにんぎょう】

長崎県長崎市内の旧古賀村産の人形。粘土製。文禄のころから作られ始め,製作者は代々小川姓。野趣に富んだ素朴さが特色で,唐人人形,オランダ人形などもある。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

古賀人形
こがにんぎょう

長崎市古賀町産の郷土玩具(がんぐ)。約400年の伝統をもつといわれる。江戸時代唯一の開港地にふさわしく、異国情緒と豊かな色彩感に特徴を示す作品が多い。日本の代表的な土人形の一つに数えられ、京都の伏見(ふしみ)人形、仙台の堤(つつみ)人形と並び、これに福岡の博多(はかた)人形を加えて四大土人形ともいう。1592年(文禄1)大村藩士小川小三郎が、京都の伏見人形の流れをくんだ土人形類をつくりだしたという。種類には唐人、おらんだ人など特異なものもある。[斎藤良輔]

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事典 日本の地域ブランド・名産品の解説

古賀人形[人形・玩具]
こがにんぎょう

九州・沖縄地方、長崎県の地域ブランド。
長崎市で製作されている。江戸時代には、長崎街道土産物として人気を博していたという当時では珍しい洋風の人形。古賀村(現・長崎市中里町)でつくられたため、古賀人形と呼ぶ。かたぼねの技法でつくられる長崎情緒の漂う人形である。長崎県伝統工芸品。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

こが‐にんぎょう ‥ニンギャウ【古賀人形】

〘名〙 長崎市特産の土人形。中世末期から作られはじめたものと伝えられ、赤、青などの原色を用いた古雅の趣がある。馬乗猿、あちゃさん、おらんださんなどの変わった形体のものが多い。

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