デジタル大辞泉
「呉茱萸」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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ご‐しゅゆ【呉茱萸】
- 〘 名詞 〙 ミカン科の落葉小高木。中国の中南部原産で、日本にも古くから伝わり薬用に栽植される。幹は、高さ三~五メートルで全体に褐色の軟毛を密生。葉は奇数羽状複葉で、ふつう七~九枚の小葉からなる。各小葉は対生し、長さ一〇センチメートルぐらいの楕円形で先は鋭くとがる。雌雄異株。初夏、枝先に黄緑白色の小さな五弁花を円錐状に密生する。果実は径約一センチメートルの球形で紫紅色に熟し、健胃、駆風、利尿薬にする。漢名、呉茱萸。かわはじかみ。からはじかみ。いたちき。にせごしゅゆ。
▼ごしゅゆの花《 季語・夏 》 〔色葉字類抄(1177‐81)〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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ごしゅゆ【呉茱萸】
漢方薬に用いる生薬(しょうやく)の一つ。ミカン科ゴシュユの果実を乾燥したもの。鎮痛、利尿、健胃、体温を上げるといった作用がある。頭痛、嘔吐(おうと)、悪心(おしん)に効く呉茱萸湯(とう)、冷え症、慢性頭痛、神経痛に効く当帰四逆加呉茱萸生姜湯(とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう)などに含まれる。
出典 講談社漢方薬・生薬・栄養成分がわかる事典について 情報
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呉茱萸 (ゴシュユ・カワハジカミ;ニセゴシュユ)
学名:Evodia rutaecarpa
植物。ミカン科の落葉低木・小高木,園芸植物,薬用植物
出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報
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