デジタル大辞泉
「和順」の意味・読み・例文・類語
わ‐じゅん【和順】
[名・形動]
1 気候が順調で穏やかなこと。また、そのさま。「気候和順な地」
2 気質が穏やかで、おとなしいこと。また、そのさま。
「特に正直にして―なるのみ」〈中村訳・西国立志編〉
3 穏やかに従うこと。
「速やかに―して」〈読・近世説美少年録・二〉
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わ‐じゅん【和順】
〘名〙 (形動)
① 気候が穏やかで順調であること。また、そのさま。
※
江談抄(1111頃)三「船路者天気和順之日甚以優也」 〔
無量寿経‐下〕
② 気質が穏やかであること。また、そのさま。
※西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉一三「特に正直にして和順なるのみ」 〔
礼記‐
楽記〕
③ (━する) 穏やかに従うこと。また、
戦いを止めて和睦すること。また、そのさま。
※
聖徳太子伝暦(917頃か)上「雖
二初有
一レ興
二如来之教
一、而无
二和順忠義之情
一」 〔易経‐
説卦〕
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普及版 字通
「和順」の読み・字形・画数・意味
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和順
わじゅん / ファスウン
韓国(大韓民国)、全羅南道の中央部に位置する和順郡(面積786.23平方キロメートル、人口7万2006、2000)にある邑(ゆう)(町)。郡庁所在地。1963年、面から邑に昇格。人口4万2368(2000)。和順郡の行政、経済、教育の中心地である。東面(村)の福岩里には全羅南道第一の無煙炭産地である和順鉱業所がある。
[張 保 雄]
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