デジタル大辞泉 「咲匂う」の意味・読み・例文・類語 さき‐にお・う〔‐にほふ〕【咲(き)匂う】 [動ワ五(ハ四)] 《「におう」は色が照り映える意》色美しく咲く。美しく咲き乱れる。「一面に―・う桃の花」「今もかも―・ふらむ橘の小島の崎の山吹の花」〈古今・春下〉[類語]咲く・開花・満開・爛漫・花期・花時・早咲き・遅咲き・狂い咲き・返り咲き・二度咲き・四季咲き・室咲き・綻びる・開く・花開く・膨らむ・咲き初める・咲き乱れる・咲きこぼれる・咲き競う・咲き揃う・咲き誇る 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「咲匂う」の意味・読み・例文・類語 さき‐にお・う‥にほふ【咲匂】 〘 自動詞 ワ行五(ハ四) 〙 ( 「におう」は美しく映えるの意 ) 色香美しく咲く。美しく咲き乱れる。[初出の実例]「うちなびく 春の初めは 八千種(やちくさ)に 花佐伎爾保比(サキニホヒ)」(出典:万葉集(8C後)二〇・四三六〇) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例