(読み)となう

精選版 日本国語大辞典 「唱」の意味・読み・例文・類語

とな・う となふ【唱】

[1] 〘他ハ下二〙 ⇒となえる(唱)
[2] 〘他ハ四〙 声を出してうたう。声をあげて呼ぶ。また、主張する。
※俳諧・露の古道(1788)「東寺茶店に人々を倡ひけるか初更を限て門内のあそびを許さず」

しょう シャウ【唱】

〘名〙
詩歌歌曲。〔謝霊運‐苦寒行〕
② うたうこと。よみあげること。となえること。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「唱」の意味・読み・例文・類語

しょう【唱】[漢字項目]

[音]ショウ(シャウ)(呉)(漢) [訓]となえる うたう
学習漢字]4年
人に先立って言う。「唱道唱和首唱提唱夫唱婦随
声高く呼ばわる。「三唱復唱
節をつけてうたう。「唱歌愛唱歌唱合唱絶唱独唱輪唱
(「」の代用字)そらんじる。「暗唱
[名のり]うた

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android