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国民総背番号制 こくみんそうせばんごうせい

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

国民総背番号制
こくみんそうせばんごうせい

近年ますます複雑高度化してきた行政事務の合理化をはかるため,コンピュータシステムを導入し,国民個々人に関する種々の情報を,統一的なコードナンバー (「背番号」) によって国家が一元的に管理しようとする制度。

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デジタル大辞泉の解説

こくみんそうせばんごう‐せい〔コクミンソウせバンガウ‐〕【国民総背番号制】

国民の一人一人に個別の番号を割り当て、個人情報を管理する制度。多く、納税管理や住民登録などを目的に運用される。米国のソーシャルセキュリティーナンバー社会保障番号)など。→マイナンバー

出典|小学館
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世界大百科事典 第2版の解説

こくみんそうせばんごうせい【国民総背番号制】

行政庁が国民各個人にコード番号を付し,行政の合理化と能率化を図ろうとする制度のこと。情報化社会の到来が現実味を帯びてきた1970年2月,政府は行政管理庁を中心に〈情報処理高度化運営方針〉を作成するとともに〈事務処理用統一個人コード設定の推進〉を図ることとした。これが,国民のプライバシーを侵害する国民背番号制であるとして反発を招き,国会でも追及が行われた。72年11月,全電通などの提唱で〈国民総背番号制に反対し,プライバシーを守る中央会議〉が結成された。

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世界大百科事典内の国民総背番号制の言及

【管理社会】より

… 現代の管理社会論は,こうした流れをふまえて,コンピューターの発達にともなう情報技術の発展とそのあらゆる方面への波及が,あらゆる情報の管理中枢あるいは支配層への集中をもたらし,少数エリートによる大多数の人間の管理が徹底されると説くものである。経営については経営情報システム(MIS)が,また社会全体については国民情報システム(NIS),すなわち国民総背番号制がこうした危険性を現実化する。しかも今日では,情報革命が社会主義社会でよりも高度資本主義社会のほうではるかに進展しているために,民主主義を政治の原則にしている社会のほうこそかえって管理社会化する危険性が高い。…

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