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基礎生物学研究所 キソセイブツガクケンキュウジョ

デジタル大辞泉の解説

きそせいぶつがく‐けんきゅうじょ〔‐ケンキウジヨ〕【基礎生物学研究所】

自然科学研究機構を構成する大学共同利用機関の一つ。分子・細胞レベルでの生物現象の解明を目指し、細胞生物学・発生生物学・神経生物学・進化多様性生物学・環境生物学・理論生物学・イメージングサイエンスの7領域で研究活動を行う。また、大学院教育も行っている。所在地は愛知県岡崎市。昭和52年(1977)創設。基生研NIBB(National Institute for Basic Biology)。

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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

基礎生物学研究所

基礎生物学に特化した国内唯一の研究所で1977年に設立。国立天文台(東京都三鷹市)、核融合科学研究所岐阜県土岐市)のほか、生理学研究所、分子科学研究所(いずれも岡崎市)と「自然科学研究機構」を構成する。現在は教授と准教授が31人、助教が34人、研究員56人など。他大学の大学院生も含め院生54人が学ぶ。

(2016-10-07 朝日新聞 朝刊 名古屋・1地方)

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百科事典マイペディアの解説

基礎生物学研究所【きそせいぶつがくけんきゅうじょ】

大学共同利用機関法人自然科学研究機構に所属する五つある研究機関の一つ。生命現象の究明を目的として,動物・植物をはじめとする生物の基本単位である細胞の構造と機能のほか,増殖と分化,形態の形成,生体の反応や制御などについての生命現象を総合的に研究している。
→関連項目総合研究大学院大学

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

基礎生物学研究所
きそせいぶつがくけんきゅうじょ

国立大学法人法に基づいて設置された、大学共同利用機関法人自然科学研究機構傘下の国立の研究所。英語名はNational Institute for Basic Biology。略称は基生研、NIBB。1966年(昭和41)5月、日本学術会議は生物の基本的な細胞の働きなどを探るための生物研究所(仮称)の設立を内閣総理大臣に勧告し、1977年5月に基礎生物学研究所が創設された。所在地は愛知県岡崎市。
 地球上に生命が誕生してから長い歳月を経て、生物は単細胞生物から植物や動物に分化し、それぞれがおびただしく多様に進化してきた。その進化の過程にあっても、基本的に変化がないままに経過してきた普遍的な仕組みと、その逆に多様な変化を可能にした基本的な仕組みなどについて研究している。生物現象の本質を分子細胞レベルで解明することを目ざしているもので、細胞生物学、発生生物学、神経生物学、進化多様性生物学、環境生物学、理論生物学、イメージングサイエンスの七つの研究領域にわたる幅広い研究活動を行っている。
 学問の進展とともに新学術領域研究へと広げ、「複合適応形質進化の遺伝子基盤解明」、「神経細胞の多様性と大脳新皮質の構築」、「哺乳類初期発生の細胞コミュニティー」などのテーマにも取り組んでいる。また研究所では3年に一度、一般公開を行っており、研究内容の紹介や実験動植物の展示、公開講演会や体験実験も開催している。[馬場錬成]

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