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墨守 ボクシュ

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デジタル大辞泉の解説

ぼく‐しゅ【墨守】

[名](スル)《中国で、思想家の墨子が、宋の城を楚(そ)の攻撃から九度にわたって守ったという「墨子」公輸の故事から》自己の習慣や主張などを、かたく守って変えないこと。「旧説を―する」

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大辞林 第三版の解説

ぼくしゅ【墨守】

( 名 ) スル
〔墨子がよく城を守り通し、楚軍を退けたという「墨子公輸」の故事から〕
昔からのしきたりや自説を固く守ること。 「旧習を-する」 「諸君公徳抔と云ふ野蛮の遺風を-してはなりません/吾輩は猫である 漱石

出典|三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

墨守
ぼくしゅ

かたくなに守り通すことや、自説や我意を固持して曲げないことをいう。中国、戦国時代初期の周の思想家(ぼくてき)(墨子)が、宋(そう)の軍に加わって楚(そ)軍と戦った際、楚の魯般(ろはん)(公輸盤(こうしゅはん))が発明した新兵器の雲梯(うんてい)を用いて、9回にわたり攻撃を仕掛けたが、ついにこれを耐えしのいで城を守り抜いた、と伝える『墨子』「公輸篇(へん)」の故事による。[田所義行]

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