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大いなる幻影 おおいなるげんえい La Grande Illusion

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

大いなる幻影
おおいなるげんえい
La Grande Illusion

フランス映画。RAC 1937年作品。監督ジャンルノアール。脚本ルノアール,シャルル・スパーク第1次世界大戦ドイツ軍の捕虜になった 2人のフランス人ピエールフレネー,ジャン・ギャバン)とドイツ人将校(エリッヒ・フォンシュトローハイム)の友情と葛藤を描きながら,国家と階級をこえる反戦思想を打ち出した作品。

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デジタル大辞泉の解説

おおいなるげんえい〔おほいなるゲンエイ〕【大いなる幻影】

戸川昌子の長編ミステリー小説。昭和37年(1962)発表。同年の第8回江戸川乱歩賞を受賞した、著者の作家デビュー作。

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百科事典マイペディアの解説

大いなる幻影【おおいなるげんえい】

フランス映画。1937年作。監督J.ルノアール,主演J.ギャバン,E.v.シュトロハイム。第1次大戦中の連合軍将校の捕虜生活を通して,民族,階級,愛国心などの問題をリアルに描いた,反戦映画の傑作。
→関連項目ベッケル

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デジタル大辞泉プラスの解説

大いなる幻影

1937年製作のフランス映画。原題《La Grande Illusion》。監督:ジャン・ルノワール、出演:ジャン・ギャバン、ピエール・フレネー、ディタ・パルロ、エリッヒ・フォン・シュトロハイムほか。第11回米国アカデミー賞作品賞ノミネート

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世界大百科事典 第2版の解説

おおいなるげんえい【大いなる幻影 La grande illusion】

フランス映画。1937年製作。ジャン・ルノアール監督の《どん底》(1936)に続く作品。ジャン・ギャバン,ピエール・フレネー,エリッヒ・フォン・シュトロハイム出演。第1次世界大戦中,ドイツ軍に捕らえられて収容所から脱出を企てるフランスの捕虜たち(滅んでいく貴族,戦争は繰り返されると考える銀行家,インターナショナルな連帯を夢見る労働者)の収容所生活と階級意識,また国境を超えた人間的な愛情を描いて,人間が殺し合わなければならない戦争の残虐さを,うわべだけの反戦主義や捕虜たちの安っぽいヒロイズムを通してではなく,鋭く強烈な人道主義の立場から糾弾した,映画史に残る反戦映画の傑作。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

大いなる幻影
おおいなるげんえい
La Grande Illusion

フランス映画。1937年作品。監督ジャン・ルノアール。第一次世界大戦中の実話をもとに脚本家シャルル・スパークの協力を得て、人間の友愛と平等を訴えた作品。フランス軍の大尉(ピエール・フレネー)と中尉(ジャン・ギャバン)が偵察飛行中に撃墜され、ドイツ軍の捕虜となる。捕虜収容所の所長(エリッヒ・フォン・シュトロハイム)は自分と同じ貴族階級出身の大尉に親近感を抱くが、機械工上がりの中尉は捕虜仲間のユダヤ人銀行家の息子と脱走を企て、大尉の犠牲によりついにそれに成功する。ルノアールは正確でリアルな描写を通じて(フランス語ドイツ語、英語の併用もその一つ)、国籍、言語、階級、人種などの違いを超えた大きなヒューマニズムを説いた。フランス、アメリカでは公開当時から大成功を収めたが、ファシズム下のドイツ、イタリアでは上映が禁止され、日本でも第二次世界大戦前は公開されなかった。1949年(昭和24)日本公開。[武田 潔]

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