大同小異(読み)ダイドウショウイ

デジタル大辞泉 「大同小異」の意味・読み・例文・類語

だいどう‐しょうい〔‐セウイ〕【大同小異】

[名・形動]小さな違いはあっても、大体が同じであること。また、そのさま。「大同小異な(の)意見
[類語]違い相違異同誤差小異大差同工異曲差異分かち格差落差開き隔たり懸隔僅差個人差不一致異質ギャップ五十歩百歩似たり寄ったり団栗どんぐりの背比べ

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精選版 日本国語大辞典 「大同小異」の意味・読み・例文・類語

だいどう‐しょうい‥セウイ【大同小異】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 大体は同じで、少しだけ違っていること。こまかな部分は異なっているが、全体としては似たりよったりであること。大差ないこと。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「語をちっとづつかえたでこそあれ大同小異なり」(出典:史記抄(1477)一〇)

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四字熟語を知る辞典 「大同小異」の解説

大同小異

大体は同じで、少しだけ違っていること。細かな部分は異なっているが、全体としては似たりよったりで大差のないこと。大差ないこと。

[使用例] 三時間目も四時間目も昼過ぎ一時間も大同小異であった[夏目漱石坊っちゃん|1906]

[使用例] もうひとつ新聞見出しは、女子学生の車暴走となっている。記事内容は大同小異だ[倉橋由美子聖少女|1965]

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