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大清会典 だいしんかいてんDa-qing hui-dian; Ta-ch`ing hui-tien

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

大清会典
だいしんかいてん
Da-qing hui-dian; Ta-ch`ing hui-tien

中国,清代に編纂された行政上の大綱を示した総合法典。康煕 29 (1690) 年の『康煕会典』 (162巻) ,雍正 11 (1733) 年の『雍正会典』 (250巻) ,乾隆 28 (63) 年の『乾隆会典』 (100巻) ,嘉慶 23 (1818) 年の『嘉慶会典』 (80巻) ,光緒 25 (99) 年の『光緒会典』 (100巻) の5会典がある。『康煕会典』は『大明会典』の例にならい,法典とその実施の事例を合せて編纂した。また『雍正会典』も同様であるが,『乾隆会典』からは実施の事例は会典とは別に則例,事例として編纂された。すなわち『乾隆会典』には『会典則例』 (180巻) ,『嘉慶会典』には『会典図』 (132巻) ,『会典事例』 (920巻) ,『光緒会典』には『会典図』 (270巻) ,『会典事例』 (1220巻) が,別に加えられている。

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デジタル大辞泉の解説

だいしんかいてん〔ダイシンクワイテン〕【大清会典】

中国、代の総合法典。清朝の制度・典礼を集めたもので、勅命によって編纂(へんさん)された。康熙(こうき)会典(全162巻)、雍正(ようせい)会典(全250巻)、乾隆(けんりゅう)会典(全281巻)、嘉慶会典(全1142巻)、光緒会典(全1590巻)の5種からなる。だいしんえてん。

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世界大百科事典 第2版の解説

だいしんかいてん【大清会典 Dà Qīng huì diǎn】

中国,清朝の基本法典の一つ。清代を通じて5回編纂された。(1)《康熙会典》162巻(1690),(2)《雍正会典》250巻(1732),(3)《乾隆会典》100巻(1764),(4)《嘉慶会典》80巻(1818),(5)《光緒会典》100巻(1899)。会典は行政に関する基本法の総合的法典で,その本文は容易に変更されないが,施行例および細則である事例(または則例)は時代とともに変更,追加されることが少なくなかった。

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大辞林 第三版の解説

だいしんかいてん【大清会典】

〔「だいしんえてん」とも〕
中国、清代の基本法の総合法典。各官庁ごとに関連する法律をまとめて編集。康熙こうき(一六二巻)・雍正ようせい(二五〇巻)・乾隆(一〇〇巻)・嘉慶(八〇巻)・光緒(一〇〇巻)の5種の会典が作られた。

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世界大百科事典内の大清会典の言及

【会典】より

…そしてこの形式は,宋・元にもある程度うけつがれ,明・清にいたって〈会典〉となった。明代では《大明会典》(略称《正徳会典》,1509)とこれを増修した《重修大明会典》(俗称《万暦会典》,1587)がこれであり,清代では《康熙会典》(1690),《雍正会典》(1732),《乾隆会典》(1764),《嘉慶会典》(1812),《光緒会典》(1899)の5種の《大清会典》がある。なお,李氏朝鮮の《経国大典》(1471)やベトナムの《大南会典》などもこの形式によっている。…

※「大清会典」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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