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大船山 たいせんざん

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

大船山
たいせんざん

大分県西部,九重火山群の東部にある成層火山。標高 1786m。西方の久住山とともに九州島の最高峰といわれたが,1980年九重連峰の中岳 (1791m) が最高峰と訂正された。九重火山活動のうち最初につくられ,主として輝石安山岩の溶岩から成る。

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デジタル大辞泉の解説

たいせん‐ざん【大船山】

大分県南西部、竹田市久住(くじゅう)地区にある火山。九重(くじゅう)火山群で唯一の円錐状火山。標高1786メートル。山頂東側に火口湖の御池(おいけ)、北側に米窪(よねくぼ)・段原(だんばる)の二重火口がある。山頂一帯には国指定天然記念物ミヤマキリシマの大群落がある。阿蘇(あそ)くじゅう国立公園の一部。

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世界大百科事典 第2版の解説

たいせんざん【大船山】

〈だいせんざん〉ともいう。大分県西部にある九重山の南東端に位置する火山で,久住(くじゆう)山,中岳とともに九重連山の主峰をなしている。標高1787m。山頂部は成層火山山頂火口を埋めて噴出した溶岩円頂丘で,その頂上にもさらに小火口があり,北西斜面には米窪(こめくぼ)と呼ばれる直径500mほどの大火口(スコリア丘)があって,複雑な構造を示す。西山麓の坊ガツルから山頂にかけてはミヤマキリシマの大群落があり,九重連山中最も人気のある山の一つである。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

大船山
たいせんざん

大分県西部、竹田(たけた)市久住(くじゅう)地区にある火山。標高1786メートル。角閃(かくせん)石安山岩の塊状火山体の上に輝石安山岩溶岩の成層火山が発達したもので、山頂東面に御池(おいけ)の小火口湖、山頂北側に米窪(よねくぼ)・段原(だんばる)の二重火口がある。これら山頂一帯にミヤマキリシマの大群落(国指定天然記念物)があり、5月下旬から6月の開花期に美観を呈する。阿蘇(あそ)くじゅう国立公園の一部をなす。久住地区千人塚(せんにんづか)から徒歩4時間半、九重(ここのえ)町長者原(ちょうじゃばる)から3時間余。[兼子俊一]

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