出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
略して天竺ともいう。初めインド地方から輸入されたためこの名が出たといわれるが、一方「T」の字の商標をつけて市場に出されたため、海外ではティー・クロスT-clothとよび、またはシーティングsheetingともよぶ。平織の綿織物の一種で、粗布・細布とははっきりした区別がなく、ただ糸の太さ、密度などが若干異なるだけである。だいたいの組織の標準は経緯(たてよこ)とも20番手糸を用い、密度は経緯とも1インチ(2.54センチメートル)間49~51本ぐらい。金巾(かなきん)よりも若干生地(きじ)が厚いから、シャツ地にはあまり適さないが、生地のままで小麦粉袋、白地・無地染め、捺染(なっせん)したものは敷布・風呂敷(ふろしき)・裏地など、粗布・細布などとほぼ同じ用途に向けられる。
[角山幸洋]
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...
12/17 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
11/21 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新