天香(読み)テンコウ

デジタル大辞泉 「天香」の意味・読み・例文・類語

てんこう〔テンカウ〕【天香】

日本俳誌西東三鬼渡辺白泉秋元不死男らが中心となり、昭和15年(1940)に創刊新興俳句運動の総合誌として人気を博したが、新興俳句弾圧事件により編集同人が全員検挙され、3号で廃刊となった。

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精選版 日本国語大辞典 「天香」の意味・読み・例文・類語

てん‐こう‥カウ【天香】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 天上界の香。また、よい香りのたとえ。
    1. [初出の実例]「あるひは天華・天香、天繒蓋等なりみなこれ実相なり」(出典:正法眼蔵(1231‐53)如来全身)
  3. 皇帝のまわりに漂う香り。〔皮日休‐送令狐補闕帰朝〕
  4. 植物ぼたん(牡丹)」の異名。〔譬喩尽(1786)〕

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[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクション 「天香」の解説

てんこう【天香】

福島の日本酒。酒名は、大和出身の先祖持統天皇の歌「春過ぎて夏来にけらし白妙の衣ほすてふ天の香具山」にちなみ命名吟醸酒純米酒本醸造酒などがある。平成4、7、8、11年度全国新酒鑑評会で金賞受賞。原料米は山田錦など。蔵元の「柏木酒造店」は大正10年(1921)創業所在地は会津若松市相生町。

出典 講談社[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクションについて 情報

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