コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

孝恩寺 こうおんじ

2件 の用語解説(孝恩寺の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

孝恩寺
こうおんじ

大阪府貝塚市にある浄土宗の寺。本堂の観音堂は通称,「木積の釘無堂」と呼ばれる。大伽藍であったが天正 13 (1585) 年戦火で焼失し,観音堂のみ残る。行基の創立というが明らかでない。観音堂は禅宗様を取入れた折衷様で,鎌倉時代末期建造の国宝。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

孝恩寺
こうおんじ

大阪府貝塚市木積(こづみ)にある浄土宗の寺。慈眼山(じげんざん)大悲院と号し、木積観音堂(こづみかんのんどう)とよばれる。寺伝によれば726年(神亀3)聖武(しょうむ)天皇の勅により行基(ぎょうき)の創建したものという。その後の沿革は不詳。方五間寄棟造(よせむねづくり)、本瓦葺(ほんかわらぶ)きの観音堂(国宝)は豊臣(とよとみ)秀吉の根来(ねごろ)攻めで唯一焼け残った堂であるが、鎌倉時代末期のものと推定される。和様を基調として禅宗様の混入がみられ、釘(くぎ)が用いられていないので俗に釘無堂とよばれる。板絵着色の天部像のほか、本尊の阿弥陀如来(あみだにょらい)像をはじめ、文殊菩薩(もんじゅぼさつ)立像、釈迦(しゃか)如来坐像(ざぞう)など全部で18点19体の彫刻が国の重要文化財に指定されている。これらはすべて平安前期から中期にかけて製作されたものとみられる。[森 章司]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

孝恩寺の関連キーワード大阪府貝塚市北大阪府貝塚市木積大阪府貝塚市澤大阪府貝塚市堤大阪府貝塚市中大阪府貝塚市畠中大阪府貝塚市半田大阪府貝塚市東大阪府貝塚市堀大阪府貝塚市港

今日のキーワード

パラチオン、パラチオンメチル

パラチオンは無色で油状の液体、パラチオンメチルはコハク色の液体。ともに毒性が強く、有機リン系殺虫剤として使用された。50年代以降、稲の害虫被害を防ぐことが確認され、広く導入された。しかし、農民の中毒死...

続きを読む

コトバンク for iPhone