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宝島 たからじま

13件 の用語解説(宝島の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

宝島
たからじま

鹿児島県南部,吐 噶喇列島の南部にある火山島。十島村に属する。半農半漁で,サツマイモ栽培,肉牛飼育,トビウオ漁などが主。サンゴ礁 (裾礁) で囲まれ,島内には鍾乳洞や砂丘がある。海岸付近は亜熱帯植物が繁茂し,独特の景観をみせる。天然記念物のエラブオオコウモリやトカラハブが生息する。鹿児島港から定期船が就航。最高点は 292m。面積 7.14km2。人口 119 (2000) 。

宝島
たからじま
Treasure Island

イギリスの作家 R.L.スチーブンソン冒険小説。 1883年刊。全編スリルに満ち,海洋と冒険の2要素を兼ねそなえた児童文学の傑作。継子ロイド・オズボーンが孤島の地図を空想的に描くのを見て着想されたといわれる。海賊キャプテン・キッドの宝の地図を手に入れたジム少年の冒険を描く。片足の悪党ロング・ジョンシルバーが有名。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉の解説

たからじま【宝島】

《原題Treasure IslandR=L=スチーブンソンの小説。1883年刊。海賊フリントの財宝を隠した宝島の地図を偶然手に入れたジム少年が、死闘の末に宝を持ち帰るまでを描く。

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百科事典マイペディアの解説

宝島【たからじま】

鹿児島県,吐【か】喇(とから)列島南部の島。面積7.07km2。中央の山地と2段の隆起サンゴ礁からなる。中世には薩摩から琉球に渡る船を導く役割をもち,江戸時代には鹿児島藩直轄で船奉行の支配下であった。

宝島【たからじま】

R.L.スティーブンソン長編小説。1883年刊。語り手の少年ジムは英国西海岸木賃宿の息子だが,ふとしたはずみで海賊が宝を隠した島の地図を手に入れ,地主や医師とともに宝島に向かう。

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デジタル大辞泉プラスの解説

宝島

日本のテレビアニメ。放映は日本テレビ系列(1978年10月~1979年4月)。原作:ロバートルイススチーブンソンによる児童文学作品。制作:東京ムービー新社(現:トムス・エンタテインメント)。

宝島

株式会社宝島社が発行していた情報誌。1974年創刊。マニアックなサブカルチャー誌として若者の人気を集める。2000年代にはビジネス情報誌に転換。2010年代以降、再びアンダーグランド情報誌のカラーを打ち出すが、出版部数は低迷し、2015年8月25日発売の10月号をもって休刊。代表的な編集者に片岡義男嵐山光三郎など、寄稿者に景山民夫、いとうせいこう、戸川純などがいる。

宝島

北海道ニセコ積丹小樽海岸公園内、美国港の北方約0.6kmに位置する無人島。古くは「チャシナイ」と呼ばれた。

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世界大百科事典 第2版の解説

たからじま【宝島】

鹿児島県の南西海上にある吐噶喇(とから)列島中の島。南方の奄美大島との距離90km,面積5.9km2。鹿児島十島(としま)村に属する。島は石灰岩からなり,最高点はイマキラ岳(292m)。周囲には数段の隆起サンゴ礁が発達する。ラッカセイサトウキビ,サツマイモを栽培し牛を飼育する。魚類も豊富で釣り客の来島も多い。島内に奥行き500mに達する大鍾乳洞があり,翼長45cmの大コウモリが生息する。鹿児島港から定期船で22時間。

たからじま【宝島 Treasure Island】

イギリスの小説家R.L.スティーブンソンの長編小説。1883年刊。海賊が南海のある島に隠した宝物をめぐって,善玉悪玉が争って手に入れようとする冒険物語。ジム・ホーキンズ少年や一本脚のもと海賊ジョン・シルバーなど,忘れられない登場人物も多い。しかし子ども向けの物語として有名になりすぎてしまったため,その文学的特質がとかく忘れられがちなのは惜しい。恐怖の心理描写やすぐれた文体など,大人が読むに十分値する作品である。

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大辞林 第三版の解説

たからじま【宝島】

鹿児島県南部、吐噶喇とから列島南部の火山島。沿岸は珊瑚礁が発達、鍾乳洞がある。

たからじま【宝島】

冒険小説。 R = L =スチーブンソン作。1883年刊。ジム少年が海賊フリントの隠した宝島の地図を手に入れ、大冒険の末に宝を持ち帰るまでを描く。

出典|三省堂
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日本の地名がわかる事典の解説

〔鹿児島県〕宝島(たからじま)


鹿児島県吐噶喇(とから)列島南部にある火山島。面積7.1km2。十島(としま)村に属する。沿岸には珊瑚礁(さんごしょう)が発達し、亜熱帯植物が繁茂。鍾乳洞(しょうにゅうどう)も多数あり、エラブオオコウモリが生息する。鹿児島市から村営の定期船が4日または3日に1便あり、観光客が増加しつつある。

出典|講談社
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世界大百科事典内の宝島の言及

【スティーブンソン】より

… 彼の一生がロマンティックで多彩であったように,その作品は短い生涯にしては驚くほど多産でロマンスの香気あふれるものであった。小説の代表作は《宝島》(1883),《ジキル博士とハイド氏》(1886)であるが,その他《新アラビアン・ナイト》(1882)は今日流行のスリラー小説の先駆ともいうべきもの,《バラントレー家の世嗣》(1889)は故国スコットランドを舞台にした歴史小説である。小説のほかに詩作品,エッセー,伝記(短い吉田松陰伝もある)なども多い。…

【世紀末】より

…広い意味では,まさしくこのような世紀末型の人間類型の登場を,T.マンが一族の没落の歴史《ブデンブローク家の人々》(1901)をかりて詳細に跡づけ,S.フロイトが《夢判断》(1900)で精神分析を通じて診断したといえるだろう。この点,同じ時代がドイルの〈シャーロック・ホームズ・シリーズ〉に代表される推理小説という文学ジャンルを,またスティーブンソンの《宝島》(1883)などの冒険小説を生み出したのも無関係ではない。いずれも知性の人工楽園にとじこもるためにうってつけの文学であり,人工的な刺激を求める都市人間の求めに応じたものである。…

※「宝島」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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