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寺社伝奏 ジシャテンソウ

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デジタル大辞泉の解説

じしゃ‐てんそう【寺社伝奏】

室町・江戸時代、寺社に関する諸事を天皇に執奏した公卿(くぎょう)。

出典|小学館
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世界大百科事典 第2版の解説

じしゃてんそう【寺社伝奏】

社寺伝奏ともいう。中・近世の公家政治制度の職名。特定の寺院・神社の奏請のみを院や天皇に取り次ぐ伝奏。中世では,とくに伊勢神宮神宮伝奏,賀茂社の賀茂伝奏興福寺等の南都伝奏などが有名であり,石清水伝奏,東寺伝奏などが置かれたこともあった。このような特定の寺社のことのみを扱う伝奏に対して,政務一般を扱う伝奏は惣伝奏と呼ばれる。神宮伝奏ほか諸寺社伝奏という言葉は,すでに鎌倉後期の後伏見院政期にみえる。中世では,官大寺や奉幣社などの大寺社や国家的な仏神事にかかわる寺社にのみ置かれたのに対し,江戸時代には,多くの中央・地方の寺社にまで伝奏が置かれ,公卿や門跡がそれぞれこれを分担,世襲するようになる。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
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大辞林 第三版の解説

じしゃてんそう【寺社伝奏】

室町・江戸時代、寺社に関することを天皇に伝える公卿くぎよう

出典|三省堂
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