日本歴史地名大系 「小南村」の解説
小南村
こみなみむら
応永年間(一三九四―一四二八)作成の江辺庄御名々帳(木村盛美氏所蔵文書)に「小南 又八入道」「小南 助三郎入道」のほか、当地の「衛門四郎加ち」などの名がみえる。同三三年七月一〇日の借銭状(熊野那智大社文書)によれば、行正坊が「東おうミこみなミせんたち大ゆう坊」など三名の先達を抵当に二貫五〇〇文を借りている。第二次六角氏征伐の際、武田伊豆守は「江州小南小村」に陣を置いた(「蔭涼軒日録」延徳四年六月一二日条)。
小南村
こみなみむら
小南村
こみなみむら
永禄年中(一五五八―七〇)から毛利氏の部将として活躍した楢崎弾正忠元兼の拠城
小南村
こみなみむら
小南村
こみなみむら
小南村
こみなみむら
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報