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小名木川 おなぎがわ

大辞林 第三版の解説

おなぎがわ【小名木川】

東京都江東区北部を東西に横断し、隅田川と旧中川を結ぶ運河。江戸時代初期に建設された。全長約5キロメートル。

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世界大百科事典 第2版の解説

おなぎがわ【小名木川】

東京都江東区の北部を東西にほぼ一直線に流れる中小河川。全長4.6km。東砂2丁目で旧中川と,西端では清澄1丁目で隅田川と結ぶ。徳川家康入国の後,行徳(ぎようとく)の塩を江戸へ運搬するとともに,江戸と利根川水系を結合する目的で掘られ,江戸が大都市として発展するにつれて,後背地からの物資の流入の重要ルートとなった。幕府は中川口に御番所を設けて,出入りの船を取り締まった。明治以後は舟運を利用して,製鋼,機械製造を初めとする重工業の工場が立地した。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

小名木川
おなぎがわ

東京都江東(こうとう)区北部を流れる川。行徳塩(ぎょうとくじお)(行徳は千葉県市川市)を江戸に搬入する舟路として隅田(すみだ)川と中川とを結んだ運河で、徳川家康江戸入府後まもなく開通した。のちに深川方面の埋立てが進展して川岸が改修され、現在の小名木川(延長4.6キロメートル)になった。中川から先は東の舟堀川に結ばれて江戸川と隅田川が通じ、東廻(まわ)りの船が利根(とね)川、江戸川を経て江戸へ物資を運ぶ大動脈であった。北砂にあったJR小名川駅は貨物駅として輸送の一端を担っていたが、2000年廃駅。[菊池万雄]

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