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尖足 せんそく pes equinus

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

尖足
せんそく
pes equinus

アキレス腱などの拘縮によって足関節が底屈位に変形する状態 (爪先で立つように足首が伸びた状態) のこと。末梢神経麻痺 (特に腓骨神経麻痺) による麻痺性尖足脳性麻痺頭部外傷後遺症としての痙性尖足などが多い。

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デジタル大辞泉の解説

せん‐そく【×尖足】

アキレス腱(けん)が縮み、足の甲側が伸びて、足先が下を向いたまま元に戻らなくなった状態。脳卒中などで寝たきりでいるとなりやすい。

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百科事典マイペディアの解説

尖足【せんそく】

足の変形の一種。足先が下垂して踵(かかと)のつかないもの。原因はアキレス腱(けん)の外傷,炎症による筋拘縮,ポリオなど。治療は矯正マッサージギプス包帯による矯正を行い,効果のない場合は筋・腱の手術をする。
→関連項目内反足

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世界大百科事典 第2版の解説

せんそく【尖足 talipes equinus】

足関節が底側に屈曲,拘縮して背側に屈曲できなくなった状態で,その原因はさまざまである。最も多いのは先天性内反足の尖足であるが,この場合の尖足変形は内反変形や内転変形などと組み合わされた形をとっている。麻痺性尖足は,ポリオ二分脊椎(脊髄髄膜瘤),シャルコー=マリー=トゥース病,腓骨神経麻痺などの弛緩性麻痺により,背屈筋の筋力が低下または消失することにより生ずる。痙直性尖足は,脳性小児麻痺脳卒中後の片麻痺などの痙性麻痺により,底屈筋の緊張が高まることによって生ずる。

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大辞林 第三版の解説

せんそく【尖足】

足首の関節が直角より大きくなって伸びきり、足先が足の裏の方に屈曲してしまった状態。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

尖足
せんそく

足関節が足底屈位で拘縮を生じた状態をいう。多くは背屈筋と底屈筋の牽引(けんいん)力のバランスの差によって生ずる。先天性と後天性に分けられるが、先天性尖足はまれである。
 代表的なものは麻痺(まひ)性尖足と痙直(けいちょく)性尖足である。麻痺性尖足は腓骨(ひこつ)神経などの末梢(まっしょう)神経麻痺やポリオのほか、筋ジストロフィーなどの筋神経疾患によるものが多く、痙直性尖足は脳性小児麻痺や脳卒中後の片(へん)麻痺に伴ってみられる。
 麻痺足に対しては良肢位固定装具を使って変形発生を予防することがたいせつである。尖足変形拘縮をおこしたものに対してはアキレス腱(けん)延長術や腱移行術などの手術療法が行われる。なお、先天性内反足にみられる尖足は、これに含めない。[永井 隆]

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世界大百科事典内の尖足の言及

【足∥肢】より

…正座してしびれがきれるのは,浅腓骨神経の一時的麻痺である。小児麻痺でよく侵されるのもこの神経で,特有の尖足(せんそく)を招来する。深腓骨神経は下腿と足背の伸筋群を支配する。…

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