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屠蘇散 トソサン

大辞林 第三版の解説

とそさん【屠蘇散】

山椒さんしよう・白朮びやくじゆつ・肉桂など七種または八種を調合したもの。中国、魏の名医華陀かだの処方という。年始に飲む薬で屠蘇袋に入れて酒・味醂に浸して飲む。屠蘇延命散。 → 屠蘇屠蘇袋

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

飲み物がわかる辞典の解説

とそさん【屠蘇散】


山椒(さんしょう)・防風(ぼうふう)・白朮(びゃくじゅつ)・桔梗(ききょう)・細辛(さいしん)・乾姜(かんきょう)などの薬用植物を調合した漢方薬。酒またはみりんに浸したものを、正月に邪気払いとして飲む。◇「屠蘇延命散」ともいう。「屠蘇」と略す。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

屠蘇散
とそさん

サンショウ、シナモン、ハマボウフウ、キキョウの根、オケラの根(蒼朮(そうじゅつ)または白朮という)を混ぜたもので、漢方薬の一種。元旦(がんたん)に飲む屠蘇酒の風味づけに用いられる。[齋藤 浩]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典内の屠蘇散の言及

【屠蘇】より

…屠蘇酒の略。肉桂(につけい),山椒(さんしよう),白朮(びやくじゆつ)(オケラの若根),桔梗(ききよう),防風(ぼうふう)などの生薬(しようやく)を配合した屠蘇散(とそさん)を清酒,または,みりんに浸して作る。中国唐代にはじまる習俗を伝えたもので,唐代には上記のほかに大黄(だいおう),虎杖(いたどり),烏頭(うず)(トリカブトの根)を加えて〈八神散〉と呼び,これを紅色の布袋に入れて,大晦日の暮れがた井戸の中につるし,元旦に引き上げて袋のまま酒に浸した。…

※「屠蘇散」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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