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山本利兵衛(3代) やまもと りへえ

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

山本利兵衛(3代) やまもと-りへえ

1770-1838 江戸時代後期の蒔絵(まきえ)師。
明和7年生まれ。2代山本利兵衛の子。仁孝天皇即位の際,調度に蒔絵をほどこし,亀甲形の印籠(いんろう)や千鳥形の杯などの作品をのこす。狩野(かのう)派の吉田元陳にまなび,宮中の屏風に山水をえがいた。天保(てんぽう)9年死去。69歳。名は光春。号は嶺月。

出典|講談社
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朝日日本歴史人物事典の解説

山本利兵衛(3代)

没年:天保9(1838)
生年:明和7(1770)
江戸後期の蒔絵師。名は光春,嶺月と号した。蒔絵師山本利兵衛家の3代目で,2代周三の子。初代利兵衛武継は,丹波国(京都府)桑田郡に生まれた。宝永年間(1704~11)のころ京に出,吉文字屋某の弟子となって漆芸の技を極めた。正徳4(1714)年に独立開業し,「室町通今出川下ル」に住したという。初代はじめ,歴代の利兵衛は天皇即位の調度制作を承り,3代光春も,文化14(1817)年に仁孝天皇の即位調度の蒔絵を命ぜられたと伝える。蒔絵を2代周三に学んで名手と称され,また吉田元陳に狩野派の画技を学ぶなど,多芸の人として知られる。

(小川幹生)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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