山柿(読み)ヤマガキ

動植物名よみかた辞典 普及版の解説

山柿 (ヤマガキ)

植物。カキノキ科の常緑高木。トキワガキの別称

山柿 (ヤマガキ)

植物。栽培柿の原種

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

さん‐し【山柿】

[1] 〘名〙 山の中の柿。〔張衡‐南都賦〕
[2] (大伴家持が、範とすべき歌人をさしていった語) 万葉歌人の名の略称。誰をさすかについては諸説ある。(イ)山部赤人柿本人麻呂、(ロ)山上憶良と柿本人麻呂、(ハ) (山柿(やまがき)の意から) 柿本人麻呂、(ニ) (山柿の繁る意から) 山部赤人を中心とする当時の歌人たち、など。
※万葉(8C後)一七・三九六九・題詞「幼年山柿之門、裁歌之趣詞失乎聚林

やま‐がき【山柿】

〘名〙 カキノキ科の落葉高木。本州、四国、九州の山地に生える。カキの変種。カキに似るが、果実はごく小さく、渋味が強い。
古今(905‐914)物名・四三二「秋はきぬ今やまがきのきりぎりすよなよななかむ風のさむさに〈よみ人しらず〉」

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