岡本保孝(読み)おかもと やすたか

デジタル版 日本人名大辞典+Plus「岡本保孝」の解説

岡本保孝 おかもと-やすたか

1797-1878 江戸後期-明治時代の国学者
寛政9年7月29日生まれ。清水浜臣門人となり,のちに狩谷棭斎(えきさい)にまなぶ。学問の範囲はひろく,和漢,仏典におよんだ。維新後は大学の中博士となる。蔵書家としても知られた。明治11年4月5日死去。82歳。江戸出身。本姓は若林。字(あざな)は子戒。通称は勘右衛門。号は況斎。作に「況斎雑話」「安国論考」など。

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精選版 日本国語大辞典「岡本保孝」の解説

おかもと‐やすたか【岡本保孝】

幕末、明治初期の国学者。号、況斎(ましてのや)。江戸の人。清水浜臣、狩谷棭斎に学び、音韻、考証に通じた。著「増鏡考」「磨光韻鏡考」、随筆「難波江」など。寛政九~明治一一年(一七九七‐一八七八

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世界大百科事典 第2版「岡本保孝」の解説

おかもとやすたか【岡本保孝】

1797‐1878(寛政9‐明治11)
江戸後期・明治初期の考証学者。通称は初め縫殿助,のち勘右衛門。号は況斎,麻志天乃屋(ましてのや)など。旗本若林某の次男として生まれ,幕臣岡本氏を継ぐ。国学を清水浜臣に,漢学を狩谷棭斎に学び,和漢の学に博覧強記の才を発揮する。明治維新後は大学中博士となり,のち編輯(へんしゆう)寮に転じ《語彙》の編集に従事した。生涯を通じてものした編著は膨大な数にのぼり,とくに考証方面にみるべきものが多い。【南 啓治】

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