百科事典マイペディア 「川之江[市]」の意味・わかりやすい解説 川之江[市]【かわのえ】 愛媛県東端の旧市。1954年市制。近世初期一柳氏の城下,のち天領となり,代官所が置かれた。中心市街は燧灘(ひうちなだ)に臨み,古くから伊予紙産地として知られ,製紙工業が盛んで,多くの製紙・紙加工工場が集中する。予讃線,高松自動車道,松山自動車道,高知自動車道,国道11号線が通じる交通要地である。伝統工芸品の水引細工は有名。ミカンも産する。2004年4月伊予三島市,宇摩郡新宮村,土居町と合併し,四国中央市となる。69.37km2。3万8436人(2003)。 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報