コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

川崎長太郎 かわさきちょうたろう

4件 の用語解説(川崎長太郎の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

川崎長太郎
かわさきちょうたろう

[生]1901.11.26. 小田原
[没]1985.11.6. 小田原
小説家。県立小田原中学校中退。廃屋に住み,私娼窟に材をとった連作を書くなど,超俗の姿勢で,私小説の透徹した作風を守った。代表作『路草 (みちくさ) 』 (1934) ,『抹香町 (まっこうちょう) 』 (50) 。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

川崎長太郎【かわさきちょうたろう】

小説家。神奈川県生れ。小田原中学中退。萩原恭次郎らと《赤と黒》を創刊(1923年)するなどアナーキスト系,ダダイスト系の詩人として出発したが,関東大震災後それらの動きを離れ,小説《無題》(1925年)を発表。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

川崎長太郎 かわさき-ちょうたろう

1901-1985 大正-昭和時代の小説家。
明治34年11月26日生まれ。大正12年岡本潤らと詩誌「赤と黒」を創刊。14年初の小説「無題」で文壇にみとめられる。戦後は郷里の神奈川県小田原の娼婦とのかかわりをえがいた「抹香町(まっこうちょう)」などの私小説を発表。昭和52年菊池寛賞。昭和60年11月6日死去。83歳。作品はほかに「裸木」など。

出典|講談社 この辞書の凡例を見る
(C)Kodansha 2015.
書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

川崎長太郎
かわさきちょうたろう
(1901―1985)

小説家。神奈川県生まれ。中学中退。家業の魚屋を手伝ったりするかたわら、『民衆』の同人になり、詩などを発表したりした。1922年(大正11)上京、翌年岡本潤(じゅん)らと詩誌『赤と黒』を創刊し、アナーキーな詩を発表していたが、関東大震災後、無政府主義の運動から離れ、25年、徳田秋声(しゅうせい)の世話で私小説『無題』を発表して文壇に認められた。その後プロレタリア文学の台頭などのために長らく不遇であったが、第二次世界大戦が終わって、『抹香町(まっこうちょう)』(1950)などの小田原の娼婦(しょうふ)との交渉を素材とした作品を書き、ブームを巻き起こすに至った。私小説に徹した作家の一人である。[大森澄雄]
『『川崎長太郎自選全集』全5巻(1980・河出書房新社) ▽大森澄雄著「川崎長太郎」(『私小説作家研究』所収・1982・明治書院)』

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

川崎長太郎の関連キーワード土師清二金子洋文川上宗薫伊藤人誉大泉黒石島本久恵諏訪三郎高島信義寺崎浩寺本忠雄

今日のキーワード

太陽系外惑星

太陽以外の恒星を回る惑星。その存在を確認する方法として、(1)惑星の重力が引き起こす恒星のわずかなふらつき運動を、ドップラー効果を用いて精密なスペクトル観測により検出する、(2)惑星が恒星の前面を通過...

続きを読む

コトバンク for iPhone

川崎長太郎の関連情報