コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

常磐津文字兵衛(初代) ときわず もじべえ

デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

常磐津文字兵衛(初代) ときわず-もじべえ

1839-1905 幕末-明治時代の浄瑠璃(じょうるり)三味線方。
天保(てんぽう)10年生まれ。はじめ常磐津節太夫(語り手)で常磐津八十(やそ)太夫,のち三味線方にうつり岸沢八十松。5代岸沢式佐が分離独立した際にのこり常磐津姓となり,文久2年文字兵衛と改名,翌年立三味線となる。晩年は文佐と称した。明治38年1月16日死去。67歳。越後(えちご)(新潟県)出身。本名は富坂文字兵衛。

出典|講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて | 情報 凡例

朝日日本歴史人物事典の解説

常磐津文字兵衛(初代)

没年:明治38.1.16(1905)
生年:天保10(1839)
江戸後期から明治にかけての常磐津節の三味線方。本名富坂文字兵衛。はじめ太夫で八十太夫,のち三味線方に転じて八十松。万延1(1860)年常磐津・岸沢の分裂で常磐津姓の三味線方となり,文久2(1862)年9月文字兵衛を名乗る。翌年6代目小文字太夫の立三味線となり,その没後は2代目松尾太夫(のち初代常磐津林中)の三味線方を勤める。両派分裂時の常磐津派の新作浄瑠璃の多くは,この人の作曲であろう。晩年は文佐を名乗る。

(安田文吉)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について | 情報

常磐津文字兵衛(初代)の関連キーワード常磐津 文字兵衛(2代目)常磐津 文字兵衛(初代)常磐津 松寿斎(2代目)常磐津文字兵衛(1世)常磐津文字兵衛(3世)常磐津松尾太夫(3代)常磐津文字兵衛(4世)常磐津文字兵衛(4代)常磐津文字兵衛(5代)常磐津文字兵衛(3代)宮薗 千之(4代目)常磐津林中(初代)常磐津松尾太夫常磐津 文字翁常磐津菊三郎12月15日常磐津文字翁常磐津松寿斎常磐津 松寿常磐津栄寿

今日のキーワード

姑息

[名・形動]《「姑」はしばらく、「息」は休むの意から》一時の間に合わせにすること。また、そのさま。一時のがれ。その場しのぎ。「姑息な手段をとる」「因循姑息」[補説]近年、「その場だけの間に合わせ」であ...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android