デジタル大辞泉 「帽」の意味・読み・例文・類語 ぼう【帽】[漢字項目] [常用漢字] [音]ボウ(漢) モウ(呉)頭にかぶる物。「帽子ぼうし・帽章/角帽・学帽・制帽・脱帽・無帽・礼帽・弊衣破帽」[難読]烏帽子えぼし・帽子もうす・帽額もこう ぼう【帽】 頭にかぶるもの。帽子。「鳥打ち帽」「―を脱いで礼をするような」〈鴎外・雁〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「帽」の意味・読み・例文・類語 ぼう【帽】 〘 名詞 〙 頭にかぶるもの。かぶりもの。帽子。[初出の実例]「老宿道士著二白練衫一付二黒裳一。袖口付二黒絹一広二寸許。不レ用レ帯頭有レ帽背長垂」(出典:参天台五台山記(1072‐73)一)[その他の文献]〔魏略〕 くしかり【帽】 〘 名詞 〙 帽子、頭巾など頭にかぶるもの。[初出の実例]「時に雪山下王、其の帽(クシカリ)を去(す)て、其の座に即きぬ」(出典:大唐西域記長寛元年点(1163)三) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「帽」の読み・字形・画数・意味 帽常用漢字 12画(旧字)12画 [字音] ボウ(バウ)[字訓] ぼうし[字形] 形声旧字はに作り、(冒)(ぼう)声。は目深く帽を戴く形で、の初文。〔釈名、釈首飾〕に「はなり」、〔玉〕に「頭なり」とあり、頭に被るもの。(ぼう)はその頭衣・頭巾の象。目を加えてとなり、巾を加えてとなる。中国では、古くは貴人の前では頭頂をあらわすことはなかった。[訓義]1. ぼうし、ずきん。2. 字はまた(ぼう)・冒に作る。[古辞書の訓]〔名義抄〕 オホフ/子 ボウシ[語系]・・muは同声。miuは声近く、軍装用のかぶとの鉢の部分。・mongも声近く、は上より被う、(もう)は外衣。また冥myeng、muとも声が通じ、その意がある。[熟語]帽埃▶・帽纓▶・帽簷▶・帽花▶・帽▶・帽裙▶・帽圏▶・帽子▶・帽前▶・帽頂▶・帽兜▶・帽憑▶[下接語]烏帽・角帽・学帽・官帽・冠帽・裘帽・軍帽・帽・紗帽・制帽・氈帽・帽・僧帽・側帽・脱帽・著帽・破帽・皮帽・筆帽・布帽・風帽・複帽・落帽・礼帽 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報