平胃散(読み)へいいさん

漢方薬・生薬・栄養成分がわかる事典の解説

へいいさん【平胃散】

漢方薬の一つ。生薬(しょうやく)蒼朮(そうじゅつ)厚朴(こうぼく)陳皮(ちんぴ)生姜(しょうきょう)大棗(たいそう)甘草(かんぞう)などを含む。宋(そう)代の医学書『和剤局方(わざいきょくほう)』などに処方が示されている。胃炎胃アトニー胃カタル口内炎などに用い、胃もたれ腹の張り消化不良下痢といった症状をともなうとき、とくに有効とされる。体力は中程度の人がおもな対象。

出典 講談社漢方薬・生薬・栄養成分がわかる事典について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

へいい‐さん ヘイヰ‥【平胃散】

〘名〙 昔、胃病に用いた散薬。
※撮壌集(1454)「平胃散
※咄本・醒睡笑(1628)三「脾胃の虚したる人にやありけん、平胃散を調合し服せんことを望み」

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