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建設統計 けんせつとうけい

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世界大百科事典 第2版の解説

けんせつとうけい【建設統計】

建設統計は,(1)建設工事が着工され竣工するまでの建設活動を各局面で把握しようとするもの,(2)建設工事の施工者である建設業の構造・経営状況等を把握するもの,および建設工事に要する労働・資材の調達状況等を把握しようとするもの,(3)建設物のストックを把握するもの,の三つに大別される。 (1)建設活動統計としては,まず建設工事を受注ベースでとらえ,企業の投資活動と景気動向把握に資する建設工事受注統計(建設省)がある。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

建設統計
けんせつとうけい

建設状況や建設活動の実態を把握することによって、行政上の施策のための資料とし、さらに経済政策公共政策に役だて、また国民一般に自国の建設状態を知らせることを目的として作成される統計の体系をいう。わが国の建設統計は、建設活動の状況(フロー)に関するもの、建設物の状況(ストック)に関するもの、さらに土地の存在、取引状況に関するものに大別されるが、そのなかでもっとも体系化が進んでいるのは、建設活動の状況についての統計である。建設活動、すなわち建設工事量に関する統計は、その内容から土木工事と建設工事とに分けられるが、さらに統計調査は、建設活動の段階、すなわち受注、着工、完工の各段階にくぎって行われる。受注に関する調査は、おもに建設活動の動向を早期に把握する目的で、建設工事全体について、国土交通省総合政策局により「建設工事受注動態統計調査」が毎月行われ、着工については、「建築着工統計調査」(指定統計)が行われ、その結果の公表がなされている。また、完工については、「建設工事施工統計調査」が指定統計として行われている。建設物のストックに関する統計は、各産業の資本設備として取り扱われる部分が多いが、住宅に関しては総務省統計局によって「住宅土地調査」(指定統計)、国土交通省住宅局によって「住宅需要実態調査」などが行われている。
 一方、土地に関するものは、国土交通省による「全国都道府県市区町村別面積調査」「土地保有移動調査」などが行われているが、調査の範囲、時期、精度などの点で十分に体系化された状態には至っていない。[高島 忠]

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