当方(読み)トウホウ

デジタル大辞泉 「当方」の意味・読み・例文・類語

とう‐ほう〔タウハウ〕【当方】

自分の属している方。自分の方。こちら。「当方は皆無事です」⇔先方
[類語]わたくしわたしあたくしあたしあたいあっしわらわあちき自分おれ俺等おいらおらわし此方こちらこっちこちとら吾人ごじん我がはい手前てめえ・愚輩・拙者身共それがし不肖ふしょう小生愚生迂生うせい

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「当方」の意味・読み・例文・類語

とう‐ほう タウハウ【当方】

〘名〙 自分の属している方。自分の方。こちら。また、その方。ある一方面。
令義解(718)雑「凡蕃使往還。当大路近側、不当方蕃人、及畜同色奴婢
※伊藤特派全権大使復命書附属書類(1885)北京晤談「当方の意見も皆同一にして」 〔周礼疏‐秋官・大行人〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android