デジタル大辞泉 「不肖」の意味・読み・例文・類語
ふ‐しょう〔‐セウ〕【不肖】

1 取るに足りないこと。未熟で劣ること。また、そのさま。不才。「
2 父に、あるいは師に似ないで愚かなこと。また、そのさま。「
3 不運・不幸であること。また、そのさま。
「身の難に逢ひ―なる時は」〈太平記・二七〉

[類語](


「文明本節用集」では、「不肖」に「ニタリ」の訓と「屑同。肖ハ似也」の注記がある。「色葉字類抄」でも、「不肖 フセウ ホエス」とは別に「不屑(モノノカスナラス) 同 フセウ」ともある。「屑」の字音は「セツ」であり、本来「肖」とは別字である。あるいは、「いさぎよしとせず」と訓ずる「不屑」との意味上の近似から混同したものか。
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...