デジタル大辞泉 「彼程」の意味・読み・例文・類語 あれ‐ほど【▽彼程】 あの程度。あれくらい。あんなに。副詞的にも用いる。「彼程の人物はほかにいない」「彼程注意したのに言うことを聞かない」[類語]さしも・あんな・なにほど・かばかり・これほど・それほど・さほど・さのみ・さまで・どれほど・いかほど・それくらい・このくらい・これくらい・こればかり・これっぽっち・これきり・これっきり・これだけ・これしき・それしき 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「彼程」の意味・読み・例文・類語 あれ‐ほど【彼程】 〘 名詞 〙① あのように。あれくらい。あんなに。あのくらい。あれほどき。副詞的にも用いる。[初出の実例]「鞠はいしいものかな。あれほど左衛門督をはしらすることよ」(出典:弁内侍日記(1278頃)建長元年三月)「あれほどの不覚人(ふかくじん)の弓矢取る奉公をするか。其処罷(まか)り立ち候へ」(出典:義経記(室町中か)四)② ( 副詞的に用い ) あれくらい明白に。あんなにはっきりと。[初出の実例]「あれほどのうれんに、すりはぐ屋と書てはないか」(出典:咄本・当世手打笑(1681)一) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例