然しも(読み)サシモ

デジタル大辞泉 「然しも」の意味・読み・例文・類語

さ‐しも【然しも】

[副]《副詞「さ」+副助詞「し」+係助詞「も」から》
あれほど。あんなにも。「然しも栄えた平氏一門もついには滅びた」
(多く打消しや反語表現を伴って用いる)そのようにも。それほどにも。
「この者―たけき者とは見ず」〈平家・六〉
[類語]あれほどあんななにほどかばかりこれほどそれほどさほどさのみさまでどれほどいかほどそれくらいこのくらいこれくらいこればかりこれっぽっちこれきりこれっきりこれだけこれしきそれしき満更まんざら必ずしもあながち一概にさしてさしたるそんなそのようそうしたそういうさようさもさもさもそうしかあまり大してなかなか取り立てて別段

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 満更

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む