然迄(読み)サマデ

デジタル大辞泉 「然迄」の意味・読み・例文・類語

さ‐まで【×迄】

[副]多くは、あとに打消しの語を伴って用いる)それほど。そんなにまで。「然迄気にかけてはいない」
[類語]余り大してさほどさしてそうそれほどそんなにさしたるさしもあれほどあんななにほどかばかりこれほどさのみどれほどいかほどそれくらいこのくらいこれくらいこればかりこれっぽっちこれきりこれっきりこれだけこれしきそれしき満更まんざら必ずしもあながち一概にそんなそのようそうしたそういうさようさもさもさもしかなかなか取り立てて別段

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精選版 日本国語大辞典 「然迄」の意味・読み・例文・類語

さ‐まで【然迄】

〘副〙 (副詞「さ(然)」に助詞「まで(迄)」が付いてできたもの) 副詞「さ(然)」の程度限定強調したいい方。それほどまで。そこまで。そんなに。
※宇津保(970‐999頃)国譲下「何かさまでも思すや、めづらしき人ならばこそ」

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