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徒弟法 とていほう

百科事典マイペディアの解説

徒弟法【とていほう】

1563年,エリザベス1世治世のイングランドで制定された社会政策立法。おりから農村における囲い込みの進展によって土地を追われた農民があふれ,さらにアントワープ市場の崩壊にともない毛織物工業にも深刻な不況が訪れた。

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世界大百科事典 第2版の解説

とていほう【徒弟法 Statute of Apprentices】

1563年に発布されたイギリスの労働立法。正式名称は〈職人,日雇い,農事奉公人および徒弟に対する諸命令に関する法律〉で,〈職人法Statute of Artificers〉とも略称される。全文35条よりなり,おおむね以下の内容をもつ。第1に,農村人口の流出を阻止し,都市手工業を保護して,農村工業の展開を抑えるために雇用契約の条件を規定した。そのために,期間1年未満の雇用契約や治安判事の許可を得ないで契約期間内に解雇することなどを禁じ,解雇・期間満了後の労働者の移動をも厳しく制限した。

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