日本歴史地名大系 「御香宮神社」の解説
御香宮神社
ごこうぐうじんじや
〔社名・創祀〕
縁起によれば、社名は「清和天皇貞観四年九月、社内に清泉湧き、病者服すれば忽ち癒ゆ、乃ち勅を以て社殿を修繕せられ」たことにちなむといわれる(京都府伏見町誌)。「山州名跡志」は「御
〔伏見荘鎮守〕
室町時代には、
と、山門(比叡山延暦寺)神輿入洛の風聞で室町幕府が伏見・
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
縁起によれば、社名は「清和天皇貞観四年九月、社内に清泉湧き、病者服すれば忽ち癒ゆ、乃ち勅を以て社殿を修繕せられ」たことにちなむといわれる(京都府伏見町誌)。「山州名跡志」は「御
室町時代には、
と、山門(比叡山延暦寺)神輿入洛の風聞で室町幕府が伏見・
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
京都市伏見(ふしみ)区桃山御香宮門前町に鎮座。祭神は神功(じんぐう)皇后ほか8神。清和(せいわ)天皇の代に境内に香りのよい水が涌(わ)き出、その奇瑞(きずい)にちなんで社名を賜ったといわれ、創建は862年(貞観4)と伝える。豊臣(とよとみ)秀吉は1594年(文禄3)当社を伏見城の艮(うしとら)に移し、鬼門鎮護の神として、社領300石を寄進した。現在の社殿は、1605年(慶長10)徳川家康がもとの場所に造営したもの。旧府社。表門は伏見城の大手門を移したもので、金熨斗付太刀(きんのしつきたち)(銘備前長光(びぜんながみつ))とともに国の重要文化財。例祭4月17日。10月上旬の神幸祭は伏見祭といわれて有名。
[飯尾直樹]
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