日本歴史地名大系 「御香宮神社」の解説
御香宮神社
ごこうぐうじんじや
〔社名・創祀〕
縁起によれば、社名は「清和天皇貞観四年九月、社内に清泉湧き、病者服すれば忽ち癒ゆ、乃ち勅を以て社殿を修繕せられ」たことにちなむといわれる(京都府伏見町誌)。「山州名跡志」は「御鳥居東ノ傍ニ
伝ニ云フ
当宮ヲ
云フ
御香宮ト
也」とし、一方、「菟芸泥赴」は、「筑前国糟屋郡におはしましける香椎の明神を勧請申ける」「香椎は神功皇后の廟也御香椎の宮をかしづきいひしを下略して御香の宮と申なるべし」と記すが、創祀もしくは勧請の時期は定かでない。「山州名跡志」は、「所ノ
載
延喜式ニ
〔伏見荘鎮守〕
室町時代には、
と、山門(比叡山延暦寺)神輿入洛の風聞で室町幕府が伏見・
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報