デジタル大辞泉 「心延え」の意味・読み・例文・類語 こころ‐ばえ〔‐ばへ〕【心▽延え】 《「ばえ」は心の働きを外部に及ぼすことの意》1 心の状態。心の持ち方。気だて。「心延えの優しい人」2 思いやり。配慮。「そのほどの―はしも、ねんごろなるやうなりけり」〈かげろふ・上〉3 おもむき。味わい。風情。「水の―など、さる方にをかしくしなしたり」〈源・帚木〉4 趣意。趣向。「扇どもあまたさぶらふ中に、蓬莱作りたるをしも選えりたる、―あるべし」〈紫式部日記〉[類語]性さが・気性・気質・性向・性情・気・性格・気象・気立て・気前・心根・心柄・情じょう・質たち・性分・性質・本性・本能・天性・気心・気風・人となり・人間性・キャラクター・肌・気質かたぎ・肌合い・家風・精神 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例