デジタル大辞泉 「愛らしい」の意味・読み・例文・類語 あい‐らし・い【愛らしい】 [形][文]あいら・し[シク]愛すべきようすである。かわいらしさ・可憐かれんさ・いとおしさが感じられるようすである。「口元が―・い」[派生]あいらしげ[形動]あいらしさ[名][類語]愛愛しい・いとおしい・いとしい・愛くるしい・可愛い・可愛らしい・あどけない・いじらしい・しおらしい・めんこい・可憐かれん・キュート・いたいけ・しとやか・ほほえましい・ほおえましい・ほのぼの・ほんわか・愛嬌あいきょう・愛想あいそ・なごむ・なごやか・憎めない・チャーミング・癒やし系・癒やす・ラブリー・がんぜない・いとけない 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「愛らしい」の意味・読み・例文・類語 あい‐らし・い【愛らしい】 〘形口〙 あいらし 〘形シク〙 (「らしい」は接尾語) 愛すべき状態にある。可憐(かれん)で情を寄せたいようなさまである。かわいらしい。※米沢本沙石集(1283)一「わらはが養ひ姫は、〈略〉、あいらしくおはするぞや」※小学読本(1873)〈田中義廉〉一「愛らしき人形」あいらし‐げ〘形動〙あいらし‐さ〘名〙 いとし‐らし・い【愛らしい】 〘形口〙 いとしらし 〘形シク〙 (「らしい」は接尾語) かわいらしい。心ひかれる。※評判記・野郎大仏師(1667‐68)杉本数馬「いとしらしきかたぎ、なよやかなるすがた、探幽(たんゆふ)もふでをなぐべし」※団団珍聞‐五五七号(1886)「ふっと見交す顔と顔いとしらしうて痩形(やさかた)で」[補注]「いとし」から「かはいらし」の類推によってできた語。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報